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パワーリフティングってなぁに?


パワーリフティング(Powerlifting)は、バーベルを持ち上げ、その重さを競うスポーツ。

しばしばウエイトリフティング(Weightlifting、重量挙げ)と混同されるが、種目が異なる。 ウエイトリフティングがスナッチやクリーン&ジャークのようにバーベルを頭上に差し上げる ことのできる重量を競うのに対して、パワーリフティングは、ウエイトトレーニングの種目の中で、 基本的で高重量を扱える種目であるスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の最大挙上重量の 総計を競うスポーツである。日本では各地方大会や全国レベルの大会も開催され、世界大会にも選手を送り出している。

競技の進行等についてはウエイトリフティングとよく似ているが、ラウンド制で行われる。 すなわち、試技の順番は重量の低い重量から行い、同重量の場合は事前に抽選をしてある抽選番号に従う。1回目(1ラウンド)の試技が全員終了してから、2ラウンド目を再び重量の低い順に行い、全部で3ラウンドで終了。スクワットのラウンドが終了してからベンチプレスそしてデッドリフトの順となる。 バーベルは2.5kg刻みで増量できるが、1回目の試技より減らすことはできない(日本記録や世界記録を 狙う試技の場合には、0.5kg刻みで増量することができる)。同記録の場合は、体重が 軽い者が上位となる。同記録・同体重の場合は先にトータル記録を成立させた者が上位となる。

レベルが高い選手は、ほぼ全員が「ギア」を着用している。「ギア」とは、スパースーツとベンチシャツ、及びニーラップがあり、これらは体の各部分の保護(スーパースーツ=腰、ベンチシャツ=肩、ニーラップ=膝)のためとされているが、実際にはきつく縫い縮めたりして堅い生地の反発力を生かして記録を上げるための道具となっている。

尚,ベンチプレス単独での大会も開催されており、日本選手は世界大会においては団体優勝,または個人優勝するなど, 世界に比してその実力は高い。

Wikipediaより(2006.08.07)


 ★ パワーリフティングの3種目

スクワット

  

ベンチプレス

  

デッドリフト

スクワット ベンチプレス デッドリフト
○ スクワット(SQ)
バーベルをかつぎ、まっすぐに立ち、膝を完全に伸ばし、主審の「スタート」合図を待ちます。
スタート合図がかかったら膝を曲げてしゃがみます。しゃがむ深さは足の付け根(ヒップジョイント部)が膝の上面より
確実に低くなければなりません(平行は不可)。
立ち上がったら主審の「ラック」という合図でバーベルをラックに戻します。
しゃがみの深さが浅い、立ち上がりの動作を繰り返すなとば失敗となる。

○ ベンチプレス(BP)
バーの幅81センチを越さないようにサムオーバーグリップで握ります。
ひじをしっかり伸ばし頭、背中、臀部をベンチ台に付け、足も完全にフロアに付けます。
主審のスタート合図がかかったらバーベルを胸につけます。バーベルを胸につけた時に、一瞬静止しなければなりません。
主審が静止を確認したら「プレス!」と合図を送り、挙上します
挙上途中、臀部がおおむね1/2以上ベンチ台についていなければなりません
また、途中バーが傾いたり、下がってしまったり、頭を動かした場合も反則となります。
両腕が伸びきった時点で主審の「ラック」の合図を待ち、ラックに戻します。

○ デッドリフト(DL)
フロアにおいてあるバーベルを両手で握ります。手幅は自由。
1回の連続動作で完全な直立姿勢まで引き上げます(主審のスタート合図は無し)
引き上げ完了後は膝が伸び、肩は後方に返さなければなりません。
引き上げ途中、バーが下がったり(煽ったり)、バーを大腿部で支える(大腿部に乗せる)ことは反則となります
フィニッシュ後、主審の「ダウン」という合図を待ち、バーベルを両手でコントロールしてフロアに戻します
(故意にバーを落としてはならない)

       ※ 詳しいルールは日本パワーリフティング協会のルールブックをご覧下さい