第2回三島市ベンチプレス選手権大会
     平成18年7月2日(日) 三島市民体育館  

7月2日日曜日、梅雨の雨が降り注ぐ中、三島市民体育館において、第2回三島市ベンチプレス選手権大会が行われました
協会設立2年目に入り、今回で第2回大会となります
第1回大会は資金不足のため、フォーミュラによる21名全員で3つのメダルの争奪大会で、競技もプッシュ・プルのプッシュ形式の大会のみでした
このような大会は静岡県内の市町村大会では多く行われておりますが、今回の第2回大会ではこのプッシュの大会「プッシュの部」のほかに、思い切って未公認大会ならが「公認ルールの部(ノーギア)」を作りました
当然コスチューム、バーの止めなど全くのJPAルールです
そして大赤字覚悟で両部、全階級ともメダルを出すこととしました
開催2回目としてはかなり思い切ったやり方で、最初はなかなか選手も集まらずとても不安でしたが、申込締め切り日になり、出場者数は「プッシュの部14名」、「公認ルールの部13名(うち女性2名)」と去年を6名上回る27名となりました

大会は静岡県議会議員副議長、石橋康弘会長の挨拶から始まりました
会長の挨拶で「今の親は子供の勉強の成績が落ちたら怒るが、体力が落ちても怒らない」とおっしゃったのが個人的に強い印象を受けました

開会式終了後は「プッシュの部」の始まりです
山田裕之審判長からルール説明があり、競技が始まりました
軽快なBGMが流れる中、コールされた選手たちは緊張した面持ちでベンチ台に向かいます
今までの努力をバー1本に思いを込め、力いっぱい引き上げます
「白3つ!、成功です!」と場内にアナウンスが響き渡ると選手の顔が一気に笑顔に変わり、館内は大拍手、仲間のところへ戻り、頭や肩を叩かれ、少し照れくさそうにしています
このような場面は全日本大会もローカル大会も変わりありませんね
少し驚いたのが会場にいる人たちの多さです 軽く数えても100人近くの見学の方がいらっしゃいました
見学者は女性や子供連れの方も多かったので、「よ〜し、今日パパ頑張っちゃって、金色のメダル取ってきちゃうぞ〜〜!」というパパ選手も多かったのではないかと思います
プッシュの部では軽量級が強く、男子52Kg級の遠藤隆哲選手、同56Kg級藤巻充広選手、同60Kg級成川修選手、皆川弘行選手あたりが特に奮闘していました
56Kg級の藤巻充広選手が第3試技で110.0Kgに挑戦しましたが惜しくも失敗したが105.0Kgという素晴らしい成績でプッシュの部を制しました

しばらくおいて、次は「公認ルールの部」です
野田理事長のルール説明では選手に気合を入れるつもりか(いやみの脅しか?)「完全な公認ルールで行いますので審判員は全日本大会クラスの審判員3人集めましたので・・・」と言うと、どよめきの声が上がり、顔が引きつり、急に表情も厳しくなった選手もおりました
プッシュの部より、やや重い雰囲気で競技が始まりました
公認ルール大会は審判が赤旗を上げる頻度が多く、なぜ赤が上がったのか審判一人一人にうかがい、会場にアナウンスしました
公認大会を見たことがない方々に、本当のベンチプレス大会というものを知っていただけたかと思います
女子56Kg級は昨年の大会にも出場した原美紀子選手と岩田広子選手の争いでしたがベテランの岩田選手が制しました おめでとうございます
同部、男子の目玉は去年第1回大会の覇者、52Kg級の藤井裕崇選手と元世界サブジュニア世界記録、現ザブジュニア日本記録(75・82.5)保持者の82.5Kg級福島勇輝選手、県内唯一のボディビル最高段位認定6段を取得したばかりの+90Kg級伊東永悟選手です
藤井選手は公認日本記録を目指しているので今回は練習大会としてオープンでベンチシャツ着用で出場しましたが、残念ながらベンチシャツが合わず、ベンチシャツ無しでも持ち上がる重量でも審判の厳しいジャッジで失格してしまいました
福島選手、伊東選手あたりの重量級になると持ち上げる重量も150Kgを裕に超え会場からひそひそと「すごい・・・重そう」とつぶやきの声や心配そうに見守る人が目に付きました
+90Kg級の伊東永悟選手が180Kg、82.5Kg級の福島勇輝選手は160Kg、全日本大会出場経験のある75Kg級矢立光洋選手は132.5Kgと健闘いたしました

公認ルールの部、終了の後、ゲストで元ベンチプレス世界チャンピオン、世界記録保持者であった男子56Kg級の宮崎雄二選手が模範演技をして下さいました
宮崎選手はだいぶ前に肩を痛め、その上仕事の多忙さで長い間練習も満足にできず、それでも現在の56Kg級ノーギアの日本記録144Kgを上回る145Kgを持ち上げ、大拍手の渦につつまれました

表彰・閉会式も終わり、最後に選手役員で記念撮影をして無事第2回大会の幕を閉じました
選手の熱気でか、大会終了時には雨も上がり、真夏を思い出させるほどの晴天と変っていました

今大会においては各方面より多大なご支援を頂き、大会を無事終了させることができました 協力して下さった皆様がいて、大会を開くことが出来たことは我々理事として感謝の思いでいっぱいです
公認ルールの部では審判員として、元静岡県パワーリフティング協会理事長の谷口和教さん、静岡県パワーリフティング協会理事の福島政幸さんにお越し頂きました(お忙しいところありがとうございました)
また顔面にバーベルを落としそうになった選手を絶妙なタイミングで補助してくださった渡辺安裕さん、松永健一さん、篠原千人さん、お見事でした!
みなさん、お疲れさまでした♪

後 援  静岡新聞社・静岡放送
大会協賛 谷口和教さま 熊谷吉勝さま 筋肉ちゃんねるさま
ありがとうございました

                                                
小松 博